平成30年度 東京都観光産業外国人材活用支援事業

 飲食業界

飲食業界は、食材を調達し加工・調理をした飲食物を提供する業界です。業 態によりファーストフード、ファミリーレストラン、居酒屋、ディナーレストラン、カフェ等様々な種類があり、また提供する料理も、和食、中華料理、イタリア 料理、ラーメン、牛丼等様々な種類があります。


 飲食業界の仕事(職種)の紹介

飲食業界では、店舗を運営する職種としてスタッフ・店長、調理部門系の仕事として調理スタッフ・料理長、営業・店舗開発系の職種 として店舗開発・マーケティング業務、商品・品質管理系の職種として、商品開発・バイヤー、一般の企業と同じく管理部門の職種である、経営企画・総務・人事・経理などの職種があります。また、飲食業界の店舗運営の仕事は業務範囲が多岐にわたるため、一度スキルを身につけておくと、違う職場に行っても応用しやすいという特徴があります。

飲食業界の職種紹介:※外国人材が入社当初に採用される職種は、在留資格(技術・人文知識・国際業務)の関係で学校の専攻・母国の言語・文化知識等を活かすことができる★の職種が多いようです。

 飲食業界のキャリアモデル

飲食業界では、成果主義にもとづいて給与が決定される企業も多く、20代で店長として活躍する人もいます。また、多店舗展開しているような企業であれば、店長からスーパーバイザーやマネジャー職へとキャリアアップすることが可能です。海外展開をしている企 業であれば、経営コンサルタント、店舗経営者等、海外でのキャリアを積むことも可能です。努力とやる気次第で道を切り開いていくことができるのが飲食業界の魅力です。

飲食業界のキャリアモデル

※一般的なモデルとなります。企業により違いがあります。

インバウンド事業の分野でプロフェッショナルになりたい
外国人材活用事例:飲食業界1

株式会社東京一番フーズ 業務推進本部マーケティンググループ 主任

楊 冉(ヨウ ネン) さん

2016年4月入社。同志社大学政策学部 政策学科卒業。中国出身。

 この業界を志望した理由は?

お客としての立場からみて、日本の飲食業の「おもてなし」が、とても素晴らしいと感動したので日本の飲食業で働きたいと思いました。東京オリンピック以降も、飲食業は、日本が観光 やビジネスでグローバル化する上で、伸びる業界だと思っています。また、飲食業自体も、今後ますます海外進出していくものと思います。私が入社した会社も海外進出をしており、養殖から販売までを行う、六次産業の説明を聞いてすごく面白いと興味を持ち、それが決め手となり入社しました。

 担当している業務は?

訪日する外国人観光客のマーケティングに関わる仕事をしています。具体的には、お客様を増やすために状況を分析したり、取引先を訪問し情報収集することで集客の対策を考えています。また、新規のチャネルの開拓も行っています。ご来店後のお客様の対応も行うので、その結果を店舗側に説明をして共有します。昨年までは、先輩社員と一緒に仕事をしていましたが、現在は1人で任されるようになりました。

 業務で一番やりがいを感じることは?

社内インターンシップに応募し、現在の部署で 仕事をすることになり、インバウンド事業に関わることができました。外国人観光客の来店を増やすために取引先と新規の契約をして、自分の提案で新しいコースも出せていますので、これからも売上がどのように伸びるのかが楽しみです。

 将来の夢は?

短期的には、インバウンド事業の分野でプロフェッショナルになりたいです。どんどん経験を積み重ねていき、外国人材と日本人社員との 交流の場を増やして、今以上に、理解しあえるような機会を作りたいです。長期的には、会社の海外進出の分野でも力を発揮していきたいと思います。将来的には海外で店舗を持つことも面白いと考えています。

後輩へのアドバイス

多くの会社説明会などに行ったほうが良いと思います。説明会に行って、多くの仕事を知ることで、日本の商習慣や文化のことを学べます。

やりがいを持ってイキイキと働き続けることができる
外国人材活用事例:飲食業界1

株式会社ちよだ鮨 店舗運営本部 地区長( エリアマネジャー)

具 旲英(グ デヨン) さん

2008年4月入社。東京農業大学国際食 糧情報学部生物企業情報学科卒業。韓国出身。

 この業界を志望した理由は?

“日本食”は食べる楽しさだけでなく、見た目も美しいことから世界中で人気があります。来日したばかりの時に日本食の美しさ、そして接客に感動しました。人と関わることが好きな私は、世界に誇れる日本食と接客を学びたいと考え、飲食業界を目指しました。その中で、ちよだ鮨の「新鮮でおいしい本 格江戸前すしを、一人でも多くのお客さまに気軽に召しあがっていただきたい」との思いに触れました。お客さまが利用しやすいように、より安く提供することに挑戦しているので、自分が仕事をすることで誰かを幸せにできると思い志望しました

 担当している業務は?

“地区長(エリアマネジャー)”として持ち帰りすし店5店舗の管理に加えて、立食いすし店の新店立ち上げに初めて携わっています。また会社の労働組合では、皆が働きやすい環境をつくるために副委員長としての役割も担っています。立食いすし店の技術と知識を勉強しており、カウンターに入りお客さまにおすしを握ることもあります。特に最近は海外からのお客さま対応をすることも多くあり、母国語に助けられることが多々あります。

 業務で一番やりがいを感じることは?

後輩たちが店長になり、自分のお店でイキイキ仕事をしている姿を見るとやりがいを感じます。後輩が困っているとついつい手を貸したくなってしまいますが、手を貸すことは彼らの成長の機会を奪ってしまうので、ぐっとこらえています。 私自身もたくさんの失敗経験を積んで育ててもらいました。後輩達にも経験を重ねることで、強い心をつくってもらいたいと考えています。

 将来の夢は?

今の目標は地区長の中で1番の成績をとることです。近い将来母国にちよだ鮨の店舗展開が実現したら、真っ先に手をあげたいと思います。再雇用後も定年を迎えた先輩たちが楽しそうに仕事を続けている姿を見ると、自分も健康で楽しく、ちよだ鮨の仲間たちと働いていきたいと思います。

後輩へのアドバイス

日本の会社は長く働くことでキャリアを形成できます。長く働くことができるよう、多くの説明会に参加してより自分に合った会社を探してください。

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